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2012年4月アーカイブ

花粉症にヨーグルト?

  • 2012年4月23日 12:17

 よく、花粉症などのアレルギー症状を抑えるのにヨーグルトを
食べると良いというのですが
実際は、効果がありません

理由はと言いますと
ヨーグルトの乳酸菌が、胃酸で殺菌されてしまい
腸には届かないからです。
(これは、口から食べたばい菌が、体の中に不用意に入らないようにする
 人間本来のシステムです)

ところが、最近の乳酸菌は開発され
"新機能乳酸菌"って胃酸に強いグループがあるようです
ただ、これらの問題は、ある特定の乳酸菌のみを
入れることです

単独のものを入れると、たいてい悪いことが起きることが多いのが
人間の体です
クロストリジウム属っていう細菌があります
良く食中毒や 偽膜性腸炎と言って 抗生剤を使いすぎると
起こす抗生剤の効きにくい やっかいな病気を引き起こします
ただし、これは その中の単体で繁殖すると 
  食中毒 = 悪い結果
になります。
ところが、何十種類ものクロストリジウム属の細菌が集まると
逆に がんに対する免疫に働いたりします。
 NHKのサイエンスゼロ でも以前やっていましたね
   2011年5月28日 腸内細菌と免疫の不思議な関係

このことがあるので、特定の乳酸菌を単独で入れることには
かなり抵抗感があります
といっても、腸の中にはたくさんの元々の腸内細菌がいて
これらの乳酸菌の大部分は、追いやられるんでしょうけどね(たぶん)

AGAでお悩みの方に朗報

  • 2012年4月18日 19:48

 男性の髪の悩みは尽きません
今までも、たくさんの治療がありました
医学的に効果が認められるのは、プロペシアの内服と
リアップの使用

その他育毛シャンプーや 頭皮ケア ・・・・
たくさんありますが、民間療法???
というよりも ビジネスの範疇で効果は????
のものばかり

ところがケアの朝日新聞に以下の記事が
 
"発毛の元つくり移植、マウスで成功 新しい増毛法に期待"

 毛穴の奥にあり、毛を生み出す「毛包(もうほう)」の元をつくって移植し、毛髪を再生する方法を辻孝・東京理科大教授らのチームがマウスの実験で見つけた。再生された毛は神経とつながり、抜けても生え替わることが確認された。大量に再生する技術などに課題はあるが、新しい増毛法につながると期待される。17日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズで発表した。


これは、期待できますね
再生医療の研究を数年していたことがありますが
非常に楽しみです
数年で研究結果が出るそうなので、
気になる方は、じっと4年ほど待ってみませんか

ダイエットされる方へ

  • 2012年4月13日 12:12

 ダイエットに運動療法は欠かせませんが、
運動しても痩せにくいと言っている皆様へ

ジョギングや水泳などの有酸素運動をする前に
筋トレを先に行うと脂肪が有効的に燃焼される
そうです

Diabetes Careという糖尿病雑誌のった報告ですが
①有酸素運動(45分のジョギング) ⇒ 45分の筋トレ
②45分の筋トレ  ⇒  有酸素運動(45分のジョギング)

①と②に分かれて、データーを取ったところ
①だと血糖値が急激に下がり、その後もアップダウンを繰り返すばらつく
②だと、ゆっくり下がるが、血糖値の変化のばらつきが少なく安定して下がる
という結果で
運動後も②のほうが安定して下がっているそうです。

このことより、②のほうが体が燃焼体質になり有効的に脂肪が燃焼されているとの
報告でした


これからの季節ダイエットをお考えの方
ぜひ、先に筋トレを!!

経営者ということ

  • 2012年4月 4日 10:33

 開業医  勤務医の違いをよく聞かれます
これは、単に経営者とサラリーマンの違いと似ているのでしょう
この感覚に、戸惑いを覚えることがあります。

それに対し、一つの良い意見を見つけました
なるほどです
"立場の違い=ルールの違い"   


よければ、興味のある方は参考までに
読んでみてください
(抜粋しようと思いましたが、純粋に読んでいただきたいので全文載せています)


安田佳生メールマガジン    2012.04.04
◆ 安田佳生コラム「芸術と経営のさかい目」

 ビートたけしは芸人であると同時に
経営者なのだな、と感心してしまった。
それはあるテレビ番組でこんなことを言っていたからだ。
「人は縛りがあるから頑張れる」私もその通りだと思う。
ただ頑張れと言われても人はどう頑張っていいのかが分からない。
ルールを決める事によってルールに従って頑張る人が現れ、
そして同時にルールを破るために頑張る人が誕生するのだ。

私が感心したのはその後にビートたけしが言ったことばだ。
「芸術家も企業家もルールに立ち向かってルールを破るのが仕事。
でも違うのは企業家は自分はルールを破っても、
社員にはルールを守らせないといけないということ」
なるほど、と唸ってしまった。

正直、ビートたけしの言葉にこれほど感心したのは初めてである。
それはたぶん、彼が普段は
経営者としての顔を見せないようにしているからだと思う。
でもついつい出てしまったのだろう。彼の本音とも言える苦悩が。
あれほど自由奔放にしている人でも
周りの人間にはきちんとルールを守らせている。
いや守らせなくてはならないのだ。
そうでないと組織運営は成り立たない。
そのことをきっとどこかで痛感したのだろうと思う。


 私は昔から何かに縛られる事が大嫌いだ。
決められたルールに従って、決められたやり方で努力をする。
それが嫌で嫌でしょうがないから日本を出た。
そして自ら会社を立ち上げたのである。

もちろん、社長になったからといって自由になれるわけではない。
社長である事による自由と社長であるが故の不自由とを比べると、
圧倒的に不自由の方が多いと思う。
だがその不自由は自分で選択した不自由だ。
誰かに決められた不自由ではない。
自ら選んだ自由と自ら選んだ不自由。
それを何よりも大切にしているという点において、
創業社長と芸術家はかなり近い精神構造なのだと思う。

ルールは自分で決め自分の意志において守る。
そして時には自分で決めたルールを自分自身で破ってしまう。
それがどんなに不便で不自由だったとしても、
それこそが自分の存在価値なのだと信じているからだ。
私もそうだった。ただひとつ、
私自身経営者には向かないと今でも痛切に感じていること。
それは自分以外の人間をも枠にはめるのが嫌いな事である。
私は自分がやりたくないと思うことを他人にやらせる事ができない。
「自分はルールを破るけれども社員はルールを守れ。
私は社長であるけれども諸君は社長ではなく社員なのだ」
その一言が言えなかった。


 自分が守る必要のないルールでも
社員には守らせなくてはならない。
それは人としてどうなのかという問題ではなく、
社長として果たさなくてはならない責務なのだと思う。
そもそも経営者と社員とは最初から異なるルールで動いている。

そんなことは分かっていた。
分かっていたのだけれどもできなかった。
「なぜ社長だけが特別なのですか?」
と社員から聞かれた事は一度もない。
ただ自分自身がその問いに対する答えを持っていなかっただけだ。

経営者と社員とに分かれるのではなく、みんなで経営する会社。
ルールは自分たちで決めて自分たちで守る。
それで成り立つ会社が理想なのだと確信していた。
だがそれは社会にとっての理想でも社員にとっての理想でもなく、
ただ私にとっての理想でしかなかった。

企業家は理想と現実の両方を持ち合わせていなくてはならない。
私の経営者人生はそれを確信するに十分な長さだった。
自分はやはり社長には向いていないのだと思う。
誰にも縛られたくないし誰も縛りたくない。
それは芸術家には許されても
社長には許されないわがままなのである。

AGAガイドライン ドイツ版

  • 2012年4月 2日 12:09

 ドイツのAGAガイドラインが昨年発表されたとの
記事を見つけました

内容は 2010年に日本皮膚科学会が発表したものと
あまり差はないようです

効果のあるものは
  ミノキシジル 5%  (いわゆるリアップのX5です)
     男性
     女性(妊娠中・授乳中は禁忌)     ともに推奨

    少なくとも半年継続する
    使用初めには、初期脱毛と言って、毛の周期がリセットされるために逆に抜け毛が増えることがある

  フィナステリド    (いわゆるプロペシア)
     こちらは男性のみ

これ以外は、特に効果は????
という結論でした。
リアップは、やっぱり5%のほうが効くそうです

この話は、昔リアップが日本で発売されたときに、外国産のほうがよく効く
(外国産ではロゲイン でしたね)という話が出たのに合致します。


面白いのは、増える毛の量が書かれており
 ミノキシジル    1年内服すると
             平均15.5~83.3本/cm2 あたり
 フィナステリド   2年ほど内服で  
             平均 13本/cm2
           5年内服で    
             平均 7.5本/cm2
増えるとのことです。
数字で見ると、改めて効果の再確認をさせられます

ただ、ここで気になるのは・・・・
 2年より5年のほうが減っていること
 やっぱり、これは年には勝てないということなんでしょうね

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