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2012年9月アーカイブ

3連休あけ

  • 2012年9月18日 21:44

 開院して7ヶ月が経過しました
みなさんに徐々に認知いただき、3連休もなかなか忙しかったです

休日もGW以降 4ヶ月ほど 開院していますが
暇なことが多かったですが
連休中は、南海難波駅 地下鉄なんば駅共に近いこともあってか
あちらこちらからお越し頂きました

駅が近いとはいえ
初めての方が多く、なんば駅から
道に迷われお問い合わせも多くいただきました
当院の受付スタッフも、地図を持ち出し
対応に追われていました

また、形成外科としても
認知いただけているようで
ケガの縫合処置の お問い合わせや
ケガしたあとの 傷跡の修正術も
この連休中にさせていただきました

土曜日・日曜日・祝日も
開院させていただき
時間の許す限り 手術にも対応させて
いただきますので、よろしければ一度御相談ください


傷跡をきれいにする(瘢痕修正術) 実際

  • 2012年9月12日 11:17

 では、実際に写真をお見せしますね

 患者さんは 20代の女性です
1年ほど前に料理をされていて包丁で過って
怪我されたそうです
近くの外科さんで縫合されたそうですが
きれいな傷跡になっています
きれいになるように縫っておくと言われたそうなんですが・・・
左前腕瘢痕手術.jpg

夏になると目立つので半袖も着れず、隠しておられました
ので、手術しました

単純に傷を切り取り、線の傷になるようにしっかり縫い直しました
真皮縫合をしっかり行い、
テーピングも4ヶ月ほどしっかり行ってくれました

術後6ヶ月の経過写真です
IMG_0058.JPG

まだ、傷は若干赤いですね~
若くて肌のハリが強いのでしょう
傷口にまだ、緊張がかかっているのでしょうね
もう、半年もすれば 他の肌と変わらなくなると思います

ひとえに傷といっても、すぐに治るものではございません
皆さんの体の中で元通りにしていくには
1~2年かかるのが普通です
このように形成外科の仕事は、長期のフォローが必要ですので
その点は、ご理解ください

傷跡をきれいにする(瘢痕修正術)

  • 2012年9月11日 10:56

 形成外科の専門分野に
傷あとの修正 手術があります
(瘢痕修正術といいます)

残念ながら傷跡をなくす魔法のようなことはできませんので
細い線の傷跡にして目立ちにくくします
時には、シワの方向に一致させて
シワのように見せて隠すこともあります

具体的にどうするかといいますと
傷を切り取って
縫い直します
この時に、他の外科の医師たちとは違い
形成外科の医師は、傷跡の半年後を想像して
縫います

どういうことかと言いますと
縫われた傷は、非常に弱いです
周囲の肌の張りに引っ張られます
弱いので、この肌のハリに負けて
幅のある傷になろうとします

妊娠線も同じような機序でできます
傷ではない正常の皮膚ですが
赤ちゃんが大きくなるにつれてお腹も大きくなります
この大きくなる力に 皮膚の繊維が負けて 引き裂かれます
結果として、肌の張りを作っている真皮層で傷になるわけです
このために、引き伸ばされた頼りのない皮膚になります

このことを見越して
皮膚のハリのある成分、固い部分
である真皮層をしっかり縫合します
3-12-1-1.jpg

形成外科学会のHPからいただいた図ですが、このように
皮膚の少し深い部分をしっかり縫って
傷を必要分だけ盛り上げます
この盛り上げる量は、年齢や場所によって大きく変わります
特に気にされる 若い女性の場合は大変です
肌のハリも強く、動きも活発なので
一番難しいですね

この盛り上がりの部分が
数ヶ月かけて徐々に平らになることで
傷にかかる力を受けて
最終的に線の細い傷になります

この間、最低三ヶ月はしっかりとテープを貼って
傷にかかる肌の緊張を減らします


開院当初に手術させていただいた患者さんが
久しぶりにこられましたので
次回、写真をお見せしますね

大阪イタリア料理人友好協会

  • 2012年9月 1日 16:43

 大阪イタリア料理人友好協会っていうイタリア料理店の店主の方々が
集まっていろいろなイベントをされているらしく
本日も夕方から あるそうです
知人から 教えていただいたので
ちょっと参加してみます
001.jpg
雨よ 降らないで!

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